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代表紹介

五つ星お米マイスター お米ンテイター 本橋 茂

ご挨拶

当社のページをご覧いただきありがとうございます。

本橋米店は、東京都北区にある米屋です。
ここでは、五ツ星お米マイスターの私が厳選したお米を並べ、お客様に米食の奥深さを伝えています。近年は、五ツ星お米マイスターユニット「東京都ごはん区」を立ち上げ、お米に関する正しい認識をもっと多くの人々へ広げるための活動も始めました。

お米はただの主食としてではなく、いわば一種の伝統文化として、我々日本人の生活と密接に関係しながら時代を積み重ねてきました。
しかし、時代とともに大きく変化をしている現代の食卓において、お米にはいまだ「旧態依然」とした古い価値観や考えが根付いているのも事実です。

日夜お米と触れ合い、
向き合ってきたからこそ行き着いた、
私の想いや考えをご紹介していきます。

だからこそ私は、お米マイスターとして生産者から中間業者、小売店、消費者の全てに対し、お米に関する有益な状況を作るため発信しなければならないと考えます。

そしてそれこそが、米屋だからこそできる、米屋にしか果たせない使命とも言えるのです。


はじめに ~ど素人から発信する人になるまで~

prologue
紆余曲折あり、米屋を継ぐことを決意

私は、好きなことを好きにやらせてもらってきました。
付属の中学に受験して入学したにも関わらず、大学には内部推薦では行けず、2年浪人して受験して大学に入ったと思ったら、ブランクを顧みずラグビー部に入り、怪我をして通わなくなり、結局6年かけて卒業。
在学中に応募したバイトからテレビ局に出入りするようになり、そのまま就職。
就職したら研修機関にも関わらず3日間は帰らない生活などなど...。

それが、就職して半年程度で親父が亡くなり、店をどうしたら良いものか、家の仕事(我が家は仏壇にある一番古い仏様で360年以上前という古い家なのです)は仕事を続けながらできるのか。
悩んだあげく、米屋を継ぐことを決意しました。


thinking
米屋の存在意義について考える日々

といった具合の歩みですから、根っからの商人や米屋ではないというのがコンプレックスで、今でも折に触れて頭をもたげてきます。
損得勘定を優先させて「お客様は神様です」などとは言えない性分もあります。

そんな中で、常に以下のような①~③の疑問が頭を、胸を駆け巡っているのです。

そんな中で気付きはじめたのが、お米のことをホントは皆さんあまりご存知でない、ということでした。
春先に「新米って出てますか?」と聞かれたり、なんでもかんでも魚沼というフレーズを出せば良いと思っている人達が大勢いたり。

そして、時を同じくしてお米マイスターという資格を取得しました。

この経緯はとても大事なので書かせていただきます。


thinking
米屋の存在意義について考える日々

私が所属している東京都米穀小売商業組合(以下東米商)北支部は、3つの組合からできていて、その中の赤羽米穀小売商業組合(以下赤米商)に属しています。 この赤米商の組合長を当時されていたのが白根幸一さんという方でした。
この白根組合長時代に東米商から各支部へ還付金があり、白根さんはそのお金をお米マイスターの受験費用に充てたいと仰ったのです。
当時、まるでその肩書に興味のなかった私でしたが、この話を聞いて、組合長がそんなに真面目な方ならばと受験したのです。

試験自体はそんなに難しいという印象はありませんでしたが、テキストを読み進めていくうちに、そして合格後は同じお米マイスターと知り合い、知遇を得ていくうちに気付きが確信に変わっていきました。
お米のことをあまりに一般の方がご存知ない、そしてそれを伝えることに苦労しているという実例を多く耳にしたのです。


thinking
米屋の存在意義について考える日々

ホームページの新設、Facebookやinstagramでの情報発信をはじめたのはその頃からでした。

しかし、まだ足りない。

テレビや雑誌に数多く出ている一部の(一人の)米屋の個人的感想や意図的な情報だけが、お米に詳しいを自認する方のソースになっていたり、もっと基本的な部分をお伝えしなければいけないのに、応用編ばかりが先行してしまっていたり。
テレビの世界に元々いた人間ですから、ある程度は自戒の念も抱きながら、いつかはとにかく情報を発信するだけに精力を注ぎたいと思っていました。

そして、このサイトを立ち上げることになりました。
ここでは「当店」よりも「私」の話がメインです。
とにかくお伝えしたいこと、お伝えしなければならないことを書いていくつもりです。
しかし、実は我が意を得たり!と思いを巡らせたり筆を走らせたりしていくうちに、別の問題が発生してきたのです。

それが、先ほど提示した「④本当にこれをやっていて米屋にとって良いことなのだろうか」と「⑤米屋はいらないんじゃないの!?」の疑問です。

私がそれを言っちゃぁおしまいなのはわかっているのですが、そのくらいに真剣に向き合い、考えているという具合に捉えて、ご覧いただければと思います。
そして最後に、もちろんこのサイトで興味をお持ちいただいた方、当店のホームページに飛んでいただくことは大歓迎です。

本橋米店公式HPはこちら

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